メニューに戻る

知っていますか?『健康増進法』
5月1日スタート!

『健康増進法』ってなに?
生きがいのある高齢社会の建設と糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病の増加を食い止めるため、国民の栄養改善や健康増進を支援する法律です。
この中で、「国民は生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進を努めなければならない。」と明記されています。
また、国や地方公共団体、健康増進事業を行う国民健康保険組合などは、互いに協力しながら国民がより健康な生活を営むために、食生活、運動、休養、飲酒、喫煙、歯の健康などの生活習慣に関する正しい知識の普及や調査研究を推進することが求められています。

『受動喫煙の防止』が規定されました!
これまで、たばこは吸う人の自業自得の害ばかり注目されていましたが、今回の法律では吸わない人への害と思いやりが重視されています。
学校や病院、劇場、百貨店、官公庁施設、飲食店など多くの人が利用する施設では、他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙を防止する対策が求められます。

◆吸う煙(主流煙)より他人の煙(副流煙)に害がある!
たばこの煙には「吸う煙(主流煙)」と「たばこの先から出る煙(副流煙)」があります。副流煙には脳の働きを低下させるアンモニア発がん性のあるニトロソアミンが多く含まれており、身体に悪い影響を与えます。
一酸化炭素、ベンツピレン、ニコチン、タールも有害性が強く、心臓病動脈硬化の原因になります。


◆ニコチン、タールの実測値(厚労省)と表示値(JT)の違い
軽いたばこでも、実際には吸う回数や吸引力が増すので、表示よりも多くのタールやニコチンを吸っています。
  タール(mg) ニコチン(mg)
実測値 表示値 実測値 表示値
フロンティア・ライト 6.5 1.0 0.5 0.1
マルドセブン・スーパーライト 15.5 6.0 1.2 0.5
セブンスター 31.5 13.5 2.8 1.2
(2002.5.13 朝日新聞)

◆喫煙者は税金を払っている!?
日本のたばこの税収は2兆2000億円。税金を払っているのだから、たばこを吸ってもいいじゃないか、と思われる方も多いでしょう。
しかし、タバコが原因で発病した喘息(ぜんそく)や肺がんなどの治療費は4兆4000〜9000億円(推定)!不足分はたばこを吸わない人が払っているのです。医療費を節約するためにも禁煙をお勧めします。

◆わかっちゃいるけどやめられない・・・喫煙者の7割
「出来る事ならやめたいですが、なかなかやめられないんです・・・」
「将来の健康が不安です。」
など、身体に害があることはわかっていても、やめられない人がほとんどのようです。
ニコチン依存症の場合、特に禁煙が難しいので家族や同僚など周囲の人々の理解と協力が必要です。無煙(縁)の慈悲が思いやりの社会を築きます。
<愛煙家には煙たいはなし>
「呼吸器専門医は禁煙が条件に」
日本呼吸器学会では、喫煙する会員には学会認定の「呼吸器専門医」資格を与えないことを盛り込んだ「禁煙宣言」が承認されたそうです。
「和歌山大が完全禁煙へ」
和歌山大学は来春から全国で初めて、キャンパスを完全禁煙にする方針を決定しました。研究に支障がでるとの反発もあるようですが・・・効果はいかに?